真白にオレンジ、そして青

書き殴ってくスタイル

舞台刀剣乱舞 慈伝 日日の葉よ散るらむ 観劇直後の殴り書き

※2019/6/23観劇時のものです

 

 

 

あーーーーーーーーーーーーーーーー三日月宗近ぁああああああ!!!!!!!!!!

 

 


分かっていたことだけれど、この物語はあの物語の続きであって、あの本丸の物語が今なお紡がれ続けていること以外の何ものでもなくて、ぶん殴られることしか出来なかった。舞台には居なかったけど、皆居たんだ。悲伝の、あの最後のホッ、のシーンが突き刺さる…。

沢山の出来事があって、結ばれた縁があって、あの本丸の刀剣男士たちは本当に心も成長したんだなぁって思いました。なにがって、山姥切長義への対応が。
本当に、すごくて。
山姥切国広のいる本丸に、山姥切長義が来たら、起こることは目に見えているじゃないですか。その悶着がどう展開するのかと思っていたら、ほんと、周りの仲間たちの対応力がすごかった。そして自分の気持ちとしてびっくりしたのは、国広が長義に偽物くんと呼ばれるたびにそれは違うと声をあげる男士たちの、その言葉の重さの一端を感じてしまえたこと。だって私たちは、あの本丸の、あの山姥切国広の背負った物語を、その縁を見届けてきたから。長義への反論に含まれた言葉が、なんだかすごく胸に刺さった。つらい。つらい。公演地別の刀剣男士たちがどんな言葉を伝えるのか、ぜんぶききたい。全部知りたい。しんどい。山姥切国広への愛しかない。


ていうかOPがやばくて早々に泣いた。なにあれ。なにあれ。アップテンポでキラキラしてて皆の笑顔がかわいくて泣いた。その後にそれでも、ってところが語られて泣いた。ひたすらにかわいかった。かわいい…
仕方ないけどOPに山姥切長義いないんですよ。OPだからそりゃあね。でもいつかあの輪の中に入ってね。きっと遠くない未来のはずだ。


個人的に爆ぜたところなんですけど、山姥切長義の本丸案内を大般若がしていて、仲良さげに談笑なんかしちゃってたんですよね。
私の本丸、長義お迎えした時真っ先に大般若と亀甲と一緒に出陣させてて。相州伝備前長船!お友だちだねどうぞよろしく!って。目の前で仲良しなとこ見れちゃってしんだりしたなど()
山姥切長義と距離を取らないでいてくれる男士たちの存在が本当に、凄いなぁって思ってしまった。受け入れてくれるって相当、心だなって思える。はじめは皆そうだった、不慣れなんだって言いながら、この本丸で過ごして、仲間を得て縁を繋いで、そうした対応の仕方というか物事の捉え方をするようになったのかなぁって思ったら、あぁ生きてるなぁって思ってしまった。してもらったことを次は自分がまた新しい仲間に伝えていくんだっていう、悲伝のドキュメンタリーで見た役者たちの姿勢を思い出す瞬間でもあった。
だけど本丸のみんなは山姥切長義の名前を呼んでくれなくて、自分も口でどんどん敵を作っちゃうからなかなか距離は縮まらなくて。だから南泉が山姥切長義の味方でいようとしてくれて、何かあったら自分がって先輩面して気にかけてくれていて、なんか、南泉〜!ってなった。いやあの山姥切長義の吐露した言葉を掬い上げてくれたからもあると思うけど。簡単にぽろっちゃったのかわいいけど、まぁあの対応のされ方じゃあな、仕方ないよな、って思ってしまった。あの歓迎っぷり、なりふり構わずブチギレないでくれた彼はその間に何を思っていたんだろう。どんどん握り締められていった拳を振り上げないでくれて、柄に手を掛けないでくれて。どこか歪な、不安定なものがあると感じる部分はあったんだろうか。

 

ゲームでの言葉は舞台でも拾ってくれるけれど、山姥切長義のもてあた台詞ではその「持てる者」が示すのが山姥切長義のことではなかったこと、不意に思い出しては噛み締めたくなる。
そしてあの「美しい。そして大きいね。」も一緒に噛み締める。あの言葉ほんと刺さっちゃったんですよumtさん。

山姥切長義と山姥切国広はそれぞれ部隊を組んで模擬戦を行うんだけど、その組み分けの仕方が本当に頼もしくて、そしてしっかり中立の位置に収まる鶴丸国永の選択肢が好きだった。
山姥切長義めちゃくちゃやられるけど、食らう攻撃が鞘や拳だか肘だかからの攻撃だったのもたまらんかったです。刀剣男士の戦闘は刀だけでするものじゃないんだって。顕現し手に入れたこの身を使って全身で闘うんだって見せつけてるみたいで、なんかもう最高だった。
そして山姥切国広の強さ。そこにいない、あの刀の存在を思い出させる景色と言葉があって、かなしい強さがそこにはあって、今までの物語の大きさを思い知った。
けどその強さを、その想いを支えて後押ししてくれる仲間たちがいるから、きっと大丈夫だと思える。
もう突っつく隙がないような絆でがっつり結ばれたように思えるあの本丸は、この先どうなっていくんだろう。

 

三日月宗近
五虎退に大切なものを託していた三日月宗近
ずるいよ。
愛しているのだと伝えるみたいで。
ずるい。
悲伝を見返したい。
そしてもしあそこに、きっとその懐には、と。

本当にずるい。


五虎退の探し物を手伝う仲間たちも、五虎退の詳しくは言いたくないという気持ちを尊重して深くは聞かないまま、それでも見つかるまで捜索を手伝う姿勢が完璧すぎたよね。出来た大人たちか。

 

満身創痍な本丸なんだ。本当は。大好きな三日月宗近を、本丸を、破壊でもって失った本丸なんだ。それでも前に進まなきゃいけない、日日を過ごしていかなきゃいけない。もしかしたら、傷を隠せるくらい心が育ってしまった本丸なのかもしれないけれど。

営みというのは、そうやって続いていくんですものね。

新しい風を、山姥切長義が運んできてくれたはずだから。頑張れ

 

 

長義がかわいかったです。
言いたいから言うけどかわいい。
バレてると思うけど長義ずっと見てた。すまねえ。
コミカルなシーンも真面目なシーンもクソッなシーンもあってとてもとても美味しかった。いちいちツッコミを入れちゃうのはなんなんだ、律儀か。かわいいかよ。コミカル長義はめっかわです。
拗ねることもあるけれど、それでも認めるものは認めるし、認めたものはブレさせないしで、そういった潔い姿勢はやっぱり強いなぁと思った。
これから強くなるんだ!って言い切ってみせる姿もね、美しかったよ。小夜の言葉が響いてるといいな。

 

OP、きらめきにぶん殴られて、誰がどうしてたとか全く覚えてないんですよね(白目)
そしてEDまじで長義観てたからほんと、すまねえって気持ちでいっぱいですよ、ええ。だってOPにいなかったんだもの。足よりは肩固めな感じがとても好き。みんながわいわいと番傘持って現れてEDが始まるの、好きだなぁという気持ちしかない今すぐもう一回観たい。もっと目が欲しい。


殺陣速いんですよね、長義。足捌きかな、身のこなし?が速くて、スイッチ入ったみたいに速くなる。間合い詰めるのが速いのかな。一対一だとね。対複数だと踏み込むタイミングがあるからそれ読むよなぁと思うなどもして。もっと長く殺陣見たかったな。ガチなやつが見たいです先生。
あと太郎、次郎の大太刀やばい。よくあれで動けるね!?ってなる。次郎太刀とかほんとな。やばい。あとまじで大典太光世がつよい。ほんとつよい。大包平ともやりあってほしかったな。突然の中のひとの話だけど鶯丸の殺陣がすごく滑らかになっててびっくりした。つよい。我がものにしてくる姿勢がつよい。好き。
しかし一番しんだのは五虎退が暗闇のなか、刀を3、4回手元でくるくるさせた後にノールックで納刀したところです…見てしまってほんと爆ぜた…。

 


ところで一度書ききるまで、なぜか思い至らなかった謎があるんですけど、
ほんと、
大包平やばい。いやもうほんと、いつサンシャイン化するのかと気が気じゃなかった…
でも、大包平が「悔しい」と己の心を叫んだ瞬間、瞬時に聞く姿勢になった鶯丸のあの一瞬の間が、最高に好きだった。

 

そして今回はほんと、本当に布が罪深い。
最後に山姥切国広の布バサが見れて良かったな。

 

 


……そんでもって思い出したように書くのがまた長義さんの話なんだけどさ?これumtさんの話かな。締めの礼をするときに、国広が手で皆々様、ってやるんだけど、その隣で胸の近くで似たように手を動かすのよ。
あれなに????????
え、個人的には皆々様、なんてやってくれるの座長で良いのではってなるんだけど、長谷部も最後、国広と左右に残った時にやってくれるけれどもいや、長義はなんなんだ??
そこは座長たちに任せようぜと思ってしまうんだけど、いや山姥切長義として山姥切国広の後ろに控えるのは、みたいな感じなのかなそれが仕草に出てのアレだったらかわいいかな???とも思いつつ、え、umtさんの仕草じゃないよね??????と大混乱しました。毎公演やってるのかな、あれほんとなんだろう……まさかのもてあた……?いやそんなばかな。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

うーん、まとまりがない笑
ひとまず、おしまい!

 

 

 

 

追伸

こんな書き方をしている私、7月の観劇時とある点においてテンションぶち上がって大変なことになります。

舞台はなまもの。生きている!