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書き殴ってくスタイル

ミュージカル『刀剣乱舞』三千年の子守唄第一部感想殴り書き

※2019/3/24のライブビューイング時に書いていたものが発見されました。

 

 

 

 

 

 

 

人が大勢死んだってのに、生き残った子が家康だと知って「この戦い、まだ終わったわけじゃないかもしれないよ」と言って笑った石切丸さんに、なんて??って気持ちになってしまったんだけど。丸根砦のくだりで、兵士たちが「死にたくない」と繰り返すのが辛かったんだけれども。人々の声に応えて祈っていたことを改めて思い出していた石切丸さんに、その死にたくないという声が届いてしまったんだろうなぁ…。それでも敵兵は切らねばならなくて、服部半蔵を名乗った時点で己の役割は背負ってしまっていて、石切丸さんしんどすぎない???って序盤でしんだ。てか、石切丸さんは主からどこまで話を聞いていたんだ…
にっかりさんが最後に、石切丸さんに大声で笑ってみせていたの、物吉くんが家康公に教えていたことまんまで、同じ時間を一緒に生きていたんだなあって、なんだかとても良いなって思いました。あとにっかりさんの、最初に赤子を喜んで抱いてくれる刀がいたぞって、後は任せたからねって感じで物吉くんに家康公を託していった時のあのにこにこ笑顔が大好きです。前も思ったけど、にっかりさんがにっかり青江過ぎて、ほんものはこれか、ってなる。ほんとすごい
倶利伽羅、重心が高めな印象だったんだけど、動きのラインが見やすくて気持ちよかった。軽いって言われて以降の殺陣のスピードが速くなっててマジかよ、って思ったし、その速さで左右バラバラに分かれて立ってた3人を確認して守りながら戦うの、そりゃ膝もつきたくなるな…と思ってしまったわ。3人にまとまっているよう伝えてしまえばもう少しやりやすかったのかもだけど、馴れ合わない刀だからかなぁ…。どうなんだろう。
背後で吾兵に何が起きたのか、自分が何を見逃してしまったのか、何を失ってしまったのか、それを察してしまう大倶利伽羅の表情にとても胸が苦しくなった。大倶利伽羅の戦い方って発展途上みたいな描かれ方をしている印象があって、興味深いなって思いました。
蜻蛉切さんがコミカルを身に付けるとは思っていなくてですね!?ただただびっくりした笑
千子村正は細々したところも特徴的で、1番眼が印象的だったかも。最初に徳川重臣の役目から離れていくときの、顔が隠れて表情の見えない村正のシーンが好きでした。
物吉くんってそうなんだよな、戦上手いんだよな。味方を鼓舞するのも、一斉に攻撃しましょうって指示するのも彼の役割だったし。でも感情的になる物吉くんも良かったな。だって家康公たちが大好きなんだもんな。蹴り技炸裂しててめちゃくちゃに格好良くて、その殺陣は物吉くんだからそうなのか、脇差がそうなのか、それとも貞宗がそうなのか、見たいという欲を持ってしまった。どんだけ動き回るの物吉くん。格好良すぎかな。

どの刀も赤子の温もりとして触れたときから、縁を結んだときから、一緒に生きて愛していったんだもんなぁ。
刀剣男士たちは皆がみんな優しい。